2022年11月10日～12日にかけて日本放射線腫瘍学会第35回学術集会が広島市で開催され、当医局から参加しました。本学術大会は、放射線治療に関わる放射線治療医、放射線技師、医学物理士、看護師などが参加する会で、年1回開催されています。
　今回も教育講演が充実しており、研修医向けの基礎的な内容から最新の臨床試験などの発展した内容までにわたっており、とても勉強になりました。シンポジウムでは様々な内容が議論されていました。特に私の興味を引いたのはAIの放射線治療への応用です。画像をはじめとした情報から最適な放射線治療計画、放射線治療時の最適な位置合わせや照射、治療効果の予測まで、放射線治療のすべての段階にAIは応用可能とのことで、この分野の今後の発展を期待したいと思います。