令和4年2月18日から19日に、第51回日本神経放射線学会が、東京都ソラシティカンファレンスセンターとライブ配信のハイブリッド形式にて開催されました。これは、放射線科医や放射線技師のみならず、脳神経外科医、神経内科医、小児科医等の神経系に関わりのある多くの医療関係者が集まる学会です。今年度は、新型コロナウイルス感染症の流行状況から、ハイブリッド形式での開催となりました。
　当教室からは、金子講師がフィルムリーディング・セッション「上級編」にてCANVAS症候群の一例を出題し、青沼医員が「髄膜播種をきたした成人毛様細胞性星細胞腫の一例」、私(一戸)が「脳腫瘍画像診断レポートにおけるdeep learningによる所見抽出」を発表しました。
　多くの興味深い症例に触れられると共に、gliomaの遺伝子変異の画像診断、glymphatic system等の様々な最新の知見を学ぶことができ、大変刺激を受けました。日々の臨床や研究に、学んだことを生かしていきたいと思います。 文責：一戸