令和3年10月16日、第46回甲信放射線医学研究会が開催されました。この研究会は、山梨大学医学部放射線医学講座と信州大学医学部画像医学教室が合同で行っている研究会で、2県の放射線科医が集まって放射線医学に関する知見を深め、交流を図ることを目的としております。
　当教室からは、画像読影セッションの解答2題、特別講演2題の発表がありました。画像読影セッションでは、山田圭一医員と私(杉村)が山梨大学側からの出題に解答しました。特別講演では塚原嘉典助教が『骨転移診療について～画像診断医の立場から～』、小岩井慶一郎准教授が『骨転移に対する放射線治療』と題して、診断医・治療医それぞれの視点から骨転移をテーマに講演されました。
　昨年の開催は新型コロナウイルス感染症の流行状況から残念ながら見送られましたが、今年は厳重な感染対策の下で、幸いにも開催する運びとなりました。実臨床に役立つ知識や考え方を学び、興味深い研究発表に触れ、山梨大学の方々と親睦を深めることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。(杉村)