2021.07.08
第41回神経放射線ワークショップに参加しました
令和3年7月1日~3日に、第41回神経放射線ワークショップがウェブ上で開催されました。これは、全国の放射線科医が各施設で経験した貴重な症例を提示し、それに対して診断を下すという形式で行われます。読影力を向上させると同時に、全国の放射線科医どうしの交流を深めることを目的としております。今年度は、新型コロナウイルス感染の流行状況から、ウェブでの開催となりました。
当教室からは、金子講師がWhipple病の一例に対して解答し、私(一戸)が高オルニチン血症・高アンモニア血症・ホモシトルリン尿症症候群の一例を出題しました。3日間で提示された様々な症例、それに対する読影及び白熱した議論は、とても勉強になりました。また、難解な症例に対して、見事に正確な診断をくだす全国の放射線科医の姿を見て、非常に刺激を受けました。読影力を向上させるため、日々努力していきたいと思います。 文責:一戸