放射線科後期研修専攻医 募集中

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第68回信州放射線談話会が開催されました。

 令和3年6月5日、第68回信州放射線談話会が開催されました。長野県内の放射線科医が各施設での貴重な症例や研究成果などを発表するとともに、会員相互の交流を深めることを目的に行われています。今年度は新型コロナウイルス感染の流行状況から、現地参加者を限定したハイブリッド方式での開催となりました。参加人数も多く、これまで留守番で参加できなかった先生だけでなく、県外に移動された先生方も参加して下さり、ハイブリッド開催のメリットを活かせた会になりました。
 今回の一般演題は、診断・IVRが4題、治療が2題でした。当教室からは、診断・IVR部門では、竹腰大也先生が「左下大静脈症例に対して副腎静脈サンプリングを施行した 1 例」について、発表していただきました。治療部門では、「当院における放射線治療情報システムサーバの仮想化」について筆者が発表いたしました。
 特別講演では、浅間南麓こもろ医療センター放射線科 丸山雄一郎先生に「肺腫瘍の CT 画像と実体顕微鏡像の対比と放射線科医が知っておきたい肺がん検診の現状」についてご講演いただきました。実体顕微鏡像や病理診断結果と対比しながら、胸部X線写真・CT画像について豊富な症例を供覧することができ、大変勉強になりました。
 新型コロナウイルス感染の影響で、直前まで調整が難しい中、開催にご尽力いただいた当番世話人の今井迅先生をはじめ、長野市民病院の先生方に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。(山田圭)

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