令和3年5月20日～22日にかけて第50回IVR学会総会が開催されました。
　当初は現地（大阪）開催とWeb併用によるハイブリッド方式での開催が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の急速な蔓延により緊急事態宣言が発出されたため、現地での開催は中止となり、完全Web開催に変更となりました。
　当教室からは深松医師が「右側頭下窩扁平上皮癌に対して放射線併用動注化学療法を施行した一例」を、轟医師が「副腎静脈サンプリングにおける呼気造影早期2相CTの有用性」をポスター発表しました。また、私（野中）が「Efficacy of preoperative arterial embolization for organized hematoma of the maxillary sinus」を口演発表しました。
　口演発表は事前に登録した発表データ（ナレーション付き動画データ）を主催者側で放映した後、演者がZOOMで視聴者や座長からの質問に答えるという形式でした。新しい学会開催の形態に触れることができ、とても貴重な体験をさせていただきました。
　また当日の参加が難しくても、ほぼ全ての内容が6月7日 ～ 7月5日までオンデマンド配信されます（ポスター発表は5月20日から閲覧可能）。なるべく多くのプログラムを視聴し、IVRに対する見識を深めたいと思います。（文責：野中）