令和7年2月21日と22日に京都市のウェスティン都ホテル京都にて、第54回日本神経放射線学会が開催されました。当教室から私が「MRIでの濃染と髄液所見の改善後に広範な白質病変が生じた自己免疫性GFAPアストロサイトパチーの一例」のポスター発表を行いました。自己免疫性GFAPアストロサイトパチーで生じる白質病変の病態は明らかになっていませんが、画像所見と臨床経過から考察を行いました。1つの症例をじっくりと読影して文献検索を行ったこと、教室の皆様から多くのご指導・ご助言を頂けたことは、疾患や病態を深く学ぶ良い機会になりました。学会での教育講演や研究発表は興味深い症例報告から最先端の研究まで多種多様で、充実した時間を過ごすことができました。(文責: 西原)