2024.12.12
第64回日本核医学会学術総会が開催されました
2024年11月7-9日,神奈川県横浜市において第64回日本核医学会学術総会が開催され,当教室から柳澤が「心臓アミロイドーシスのタファミジス治療前後における99mTc-PYPシンチグラフィの定量評価法の検討」という演題を発表いたしました.本研究会は,主に核医学分野における診断・治療に関して,画像解析・新規製剤の開発等の最先端研究や示唆に富む症例等を発表し討論する場です.近年,核医学領域では診断と治療の融合,すなわちtheranostics という用語が注目されている通り,新たな診断用ならびに治療用放射性医薬品の開発が盛んであり,開発に伴う経緯や今後の展開について,シンポジウム等で拝聴することができました.また,新たな定量評価法の開発,AI等の深層学習の活用法など,新知見に関する発表を数多く拝聴すると共に,当院で行われている研究の一端を発表し,様々なご意見を頂いたことで,今後の研究や診療へのモチベーションが更に高まり,非常に有意義な時間を過ごすことができました.(文責:柳澤)