2024.10.16
第52回日本磁気共鳴医学会大会
2024年9月20,21,22日、幕張メッセで第52回日本磁気共鳴医学会大会が開催されました。当教室からは、教育講演で大彌先生が「卵巣腫瘍の鑑別診断の決め手」、吉澤が「IgG4関連疾患の画像診断」、シンポジウムで山田先生が「臨床系研究におけるAIリテラシー」を講演され、藤永先生が一般演題(口述)上腹部3 膵・その他、ランチョンセミナー「腹部画像診断State of the art」の座長を務められました。MRIの基礎的な話から臨床的な話にわたり、どっぷりMRIの世界に嵌る内容でした。MRIはまだまだ進化していて、呼吸等どうしても動かずには撮像出来ない腹部の領域においても高速撮像法やDeep learningを用いた画像再構成が著明に進化し、さらに細かく正確な画像診断が出来る様になってきた事を実感しました。大学でもDWIやT2WIなど、DL技術を使った撮像が色々されており、勉強できる機会やテーマもたくさんあると思います。ただ出てきた画像を受動的に眺めるだけではなく、こんな事が見えたら良いとか、これを変えてみたらどうか等、色々考えながら読影していきたいと思いました。
(文責:吉澤)