2024年9月13,14日、横浜で第78回消化器画像診断研究会が開催され、当教室からは吉澤が「画像的に特異な経過を示した肝原発Spindle cell sarcomaの一例」という演題を発表させて頂いて来ました。本研究会は消化器内科や外科の先生が中心となり、CTやMRI、ERCP、EUS所見と、手術所見と、病理所見について非常に熱い議論を交わす学会で、内科や外科の先生方の視点を肌で感じる事が出来、非常に勉強になりました。他科の先生が普段どの様な事を気にして診断や治療をされているかを知る事は、画像診断医として非常に勉強に大切な事だと思いますし、また画像でこんな事までわかるんだと、放射線科医の腕の魅せ所を伝える場でもあると思います。日常臨床は、放射線科医と内科医と外科医と病理医の技の共演だなと改めて感じました。

(文責：吉澤)