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第71回信州放射線談話会が開催されました

令和6年6月29日に第71回信州放射線談話会が開催されました。本談話会は、長野県内の放射線科医が各施設での貴重な症例や研究成果などを共有し、互いの知見を深めることを目的に行われています。

今回は、診断・IVR部門から4題 治療部門から2題の一般演題が発表されました。

当教室からは診断・IVR部門にて神谷仁美先生が「臨床経過から自然壊死を生じた肝三角間膜内パラガングリオーマと考えられた1例 長田景也先生が「CTが診断の手がかりとなった子宮体部漿液性癌の1例 を発表しました。また、治療部門から平澤が「術前化学放射線療法により根治切除が可能となった未分化軟部肉腫の1例 について発表致しました。

特別講演では 長野県立こども病院産科の吉田志朗先生に「胎児超音波断層法と胎児MRIの接点-より正確な胎児診断に向けて- というテーマでご講演いただきました。胎児診断における超音波検査とMRIの役割や、それぞれの特徴、組み合わせることの利点などについて、豊富な症例とともに解説いただき、大変勉強になりました。

談話会終了後は情報交換会が開催され、他病院の先生方と交流する機会がありました。日頃の診療に関する情報交換や意見交換が行われ 充実した時間となりました。

当番世話人の長野県立こども病院放射線科、松下剛先生をはじめ、本談話会の企画・運営にご尽力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。今回の談話会で得られた知見を、今後の診療に活かしていきたいと思います。(文責:平澤)。

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