2024.03.06
第15回「MRIを究める学術集会:信州MRI・技術と診療」が開催されました
令和6年2月24日、第15回「MRIを究める学術集会:信州MRI・技術と診療」が開催されました。本研究会は、主に長野県の放射線科医と診療放射線技師がタッグを組んで毎年開催している学術集会で、医療画像研究の第一線で活躍される講師の先生方をお招きし、MRIの知見を技術、臨床の両面より深めることを目的としています。
15回目の開催となる今回のテーマは、乳腺・婦人科領域のMRIの最新知識でした。技術講演では、亀田総合病院の加藤義明先生から『乳腺MRI検査にまつわる基礎原理の再考』として乳腺MRIの診断に欠かせない脂肪抑制技術やダイナミック造影撮像技術について、実践に即した講演をいただきました。その後、臨床講演では、金沢大学の川島博子先生からは『画像診断医は乳腺MRIのレポートに何を記載すべきか?』、富山大学附属病院の木戸晶先生からは『婦人科領域の画像診断~子宮体癌 FIGO2023 と O-RADS を中心に~』というタイトルで、各領域の画像診断の第一線をひた走る先生方から、分かりやすく、また明日からの業務にすぐに役立つような知識がたっぷりと詰まったご講演をいただきました。大変勉強になる会でした。(文責:福澤)